2019年5月16日木曜日

第41回NMS金曜会(6/7)のお知らせ

NMS准講会、金曜会にご登録の皆様
67(金曜日)に第41NMS金曜会を開催いたします。

今回は、
徳島大学
ポストLEDフォトニクス研究所 医光融合研究部門 特任講師
髙成 広起 先生に
『光で生体を見る〜生理現象や病態の可視化を目指した研究〜』
についてご講演いただきます。

日時:67日(金)18:30開始
場所:大学院棟B2F演習室3

 生体観察手技バイオイメージングの分野は、高分解能顕微技術(STED, PALM, etc.)や蛍光標識技術の研究開発によって著しく進歩しました。しかし蛍光標識は標的分子が持つ従来の生理機能を修飾してしまう可能性があるため、非染色イメージングの需要が高まっています。また光の回折限界(200 nm)を超えた超解像イメージング技術も未だ限定的で、より簡便な超解像イメージング技術の開発にも期待が寄せられています。

私達の研究グループでは散乱光分析を応用した、生体の新しい分析・イメージング技術を開発しています。また徳島大学では今年度から新たにポストLEDフォトニクス研究所が開設され、新しい光源やイメージング・計測機器の開発を行うと共に、これら新規技術を医療や生命科学研究に応用する橋渡し研究を推進しております。本講演では、従来のイメージング技術を総括しつつ、どのような新しいイメージング技術が望まれているかを俯瞰し、私達の研究開発の一部をご紹介させて頂きます。

皆様奮ってご参加下さい